フロントパネルの作成方法
フロントパネルは、
ログインパネル・ナビゲーションパネル・ログオフパネルの3つで構成されます。
素材の作成方法はマップ素材の作成方法と同じです。
「gikopoi_resource.fla」に素材を追加する方法については
マップ素材のマニュアルを参照してください。
なお、マップ素材やキャラは、リソースキットを使ってプレビューすることができましたが、
フロントパネルはプレビューを行うことができません。
実際の動作は、管理人が本体のflaに取り込んでからの確認となります。
あらかじめご了承ください。
作成前に
フロントパネルは、
他の素材と比べて設定する項目が多くなっています。
作成する際は、サンプル素材を編集すると良いでしょう。
ログインパネルの作成
frontpanel_sample → sdk → login → sdk_loginpanel_gikopoi_mov
がログインパネルのサンプルです。
ログインパネルで必須となるのは次の2つです
(1) ログインボタン
ログインするときに押すボタンです。
ボタンには「login_bt」という変数名をつけます。
アクションスクリプトを記述する必要はありません。
ボタンを押したときの処理は自動的に割り当てられます。
(2) メッセージ表示エリア
システムメッセージを表示するテキストです。
テキストには「message_txt」という変数名をつけます。
ナビゲーションパネルの作成
frontpanel_sample → sdk → login → sdk_navipanel_gikopoi_mov
がナビゲーションパネルのサンプルです。
ナビゲーションパネルで必須となるのは次の9つです。
(1) テキスト入力エリア
テキストを入力するためのMCです。
単純にテキストを配置しているのではなく、
MCの中にテキストを配置している点に注意して下さい。
テキスト入力エリアのMCには「input_mc」という変数名を
MCの中のテキストには「message_txt」という変数名をつけます。
(2) アラートボタン
管理人がシステムアラートを表示するときのボタンです。
通常は表示されませんのでデザインは適当でかまいません。
「sys_alert_btn」という変数名をつけます。
(3) 画面位置調整ボタン
画面位置調整用のボタンです。
それぞれ「viewpoint_up_btn」「viewpoint_bottom_btn」「viewpoint_right_btn」「viewpoint_left_btn」
という変数名をつけます。
(4) 噴出し位置調整ボタン
噴出し位置調整ボタンは、4つのボタンをまとめて1つのMCにして、
「msg_dir_mc」という変数名をつけます。
噴出し位置調整ボタンは少し複雑なので、この後に詳しく説明しています。
(5) BGMボタン
BGMのON/OFFを切り替えるボタンです。「bgm_sound_btn」という変数名をつけます。
またBGMマークを表現するMCも作成する必要があります。
BGMマークには「bgm_mark_mc」という変数名をつけます。
(6) 効果音ボタン
効果音のON/OFFを切り替えるボタンです。「effect_sound_btn」という変数名をつけます。
また効果音マークを表現するMCも作成する必要があります。
効果音マークには「effectsound_mark_mc」という変数名をつけます。
(7) 発言ボタン
発言するときに押すボタンです。
「message_btn」という変数名をつけます。
(8) 画質ボタン
画質を切り替えるボタンです。「quality_btn」という変数名をつけます。
また現在の画質を表現するテキストも作成する必要があります。
画質のテキストには「quality_txt」という変数名をつけます。
(9) ログアウトボタン
ログアウトするときに押すボタンです。
「logout_btn」という変数名をつけます。
噴出し位置調整ボタンについて
噴出し位置調整ボタンは次の3ステップで作成します。
(1) 全体を1つのMCにする
噴出し位置調整ボタンは、ボタン4つで1つのMCとして作成します。
ナビゲーションパネルに配置するときは「msg_dir_mc」という変数名をつけます。
(2) 各ボタンに変数名をつける
各ボタンにはそれぞれ
「msg_pos_left_btn」「msg_pos_up_btn」「msg_pos_down_btn」「msg_pos_right_btn」という変数名をつけます。
(3) ボタンが押された時のアクションスクリプトを書く
ボタンが押された時のアクションスクリプトを書きます。
アクションスクリプトは「msg_dir_mc」のルートタイムライン上の
SetDirection( ipDirection )関数に記述します。
SetDirection()関数はボタンがおされる度に呼ばれる関数ですが、
分からなければ放置でOKです。
ボタンさえ配置しておいてもらえれば、管理人が調整を行います。
ログアウトパネルの作成
frontpanel_sample → sdk → login → sdk_logoutpanel_gikopoi_mov
がログアウトパネルのサンプルです。
ログアウトパネルで必須となるのは次の1つです。
(1) メッセージ表示エリア
メッセージを表示するためのテキストです。
「message_txt」という変数名をつけます。